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オーガスタでのプレーは一言で「最高でした!」

 先々週はすごく楽しみにしていたオーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権に出場しました。一言ですごく楽しかった!

 振り返ると初日の予選ラウンドはすごくショットの調子が悪くて、2オーバー。2日目はアンダーを出したいと思っていたのですが、毎ホール右や左に飛ばして、林の中に入れてしまったりして…。それなのに結果的に「70」のアンダーパーで回れたのは、自分でも何でか分からないのですが(笑)。

 でも16番パー430ヤードのアプローチが直接入ってバーディが取れたのですが、これは狙って打ったんじゃなくて、自分でもビックリ。すごく流れが悪かったので、ここはボギー打ちたくないなと思っていたところで、カットラインもギリギリ。スコアを落とせない状況でこのアプローチが入ってくれたので、すごくうれしかったです。これで流れが変わって、17番パー3でパー、18番でもバーディが取れてトータルイーブンパーで決勝ラウンドに進めました。

せっかくオーガスタで回るのにこんなにショットの調子が悪いのはすごくもったいないって思っていて、予選が終わったあと、練習ラウンドがあったので、その日にショットの調整をすごくがんばりました。最終日はショットがうまく打てるようになって、いい感じだなと思っていたら、後半はピンチのシーンも増えてボギーやダボがきて、気持ちをうまく切り替えられていないなか、悪天候の中断があったのはすごくラッキーでした、笑。とにかく目標にしていた「予選通過してオーガスタでラウンドする」ことは達成できてよかったです。

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結果の5位に関しては、自分でもよく頑張ったなって思います。今までパターが悪くなることはあるのですが、ここまでショットが悪くなることはあまりなくて、少し動揺したり、焦りもありました。でも、ショットが悪い状態でオーガスタでラウンドしたくなくて、練習ラウンドでたくさん考えて、一打一打に集中しました。最終日にショットを修正して立ち直ることができたのは、一番の収穫かなと思います。

とにかく、オーガスタでのラウンドはもう“ヤバかった”です。練習ラウンドの時は、オーガスタって、やっぱりすごい場所だなーっていう感じでしたが、試合になるとまた違った凄みがありました。コースの景観だけでなく、自分がテレビでしか見たことがなかったコースでラウンドしていることがすごく不思議な感じでした。改めて貴重な経験をさせてもらいましたし、本当に最高でした!

試合が終わったあと、4年前(2019年)のマスターズをテレビで見ました。タイガー・ウッズ選手が優勝した試合なのですが、「タイガー・ウッズ選手はここから打ったんだ」とか「グリーンに乗ったら、こういう風に傾斜して…」とか、コースが分かっている状態で試合を見ると楽しくて、色々な感想を言い合いながら見ていました。トッププレーヤーのプレーや会場の雰囲気を感じながら、またいろんなことを学ばせてもらいました。

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