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初上陸のインドネシアでプロデビュー戦の思い出と自身の課題

馬場咲希選手応援プロジェクトブログショット画像

 プロゴルファーとして挑んだ初めての試合は、昨年12月に行われた女子アジアシリーズの「シモーネ・アジアパシフィックカップ」でした。大会は3日間で、個人戦と21組のチーム戦も行われたのですが、これがものすごく楽しかった。

 私は招待選手だったのですが、インドネシアに行くのも初めてでしたし、試合もものすごく楽しみだったので、貴重な経験をたくさんさせてもらいました。

試合結果は個人戦が通算1オーバーの17位タイ。チーム戦は高野愛姫選手とペアを組んで、通算3オーバーの6位タイ。一方の畑岡奈紗選手と西畑萌香選手のペアは通算7オーバーの33位タイでした。日本勢としてはそこまでいい結果とは言えないですが、ほかの海外選手との勝負は、緊張感があるなかでも楽しく回れたというのが率直な感想で、思い出に残るプロデビュー戦でした。

試合の中でも色々と自分のプレーのいいところや、修正点などを見つめ直し、今はオフを過ごしています。一昨年も去年もアマチュアながらもたくさんのプロの試合に出て、トッププロの方たちと回らせてもらいました。そこでは自分との違いを感じたり、米ツアーで活躍されている古江彩佳さんとも同組で回る機会があったのですが、マネジメントやパットなど勉強になる部分がすごく多かった。学んだことを活かそうと思って、去年は試合に挑んだのですが、思うようなゴルフができずに悩むことが多かったです。

その中で分かったのは、精神的な課題が見えてきたことその過程で、日本のプロテストや米ツアーの予選会もあり、普段の試合と違うプレッシャーがかかったところで、自分がどうなるのかが、丸見えな感じではありました。だから、そんな自分を今年はどのように克服するのかが課題です。

アマチュアの時に学んだことを今年は実践して、その結果がどうなるのかを試合で見極めていきたい。得た教訓を活かしながら、今年1年を過ごしていきたいです。