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“試行錯誤”のニトリレディスで得た自信と攻める気持ち

馬場咲希選手応援プロジェクトブログショット画像

 AIG(全英)女子オープンを終えて、日本に戻ったあと北海道で開催された「ニトリレディス」に出場しました。結果は78月の海外メジャー3試合は予選落ちだったので、そこでの課題がたくさんあって、技術面も食事もメンタル面も色々と課題を持ってきて「ニトリレディス」で試してみました。結果、それがいい方向につながりました。

 一つは、全英女子オープンで少なさを感じていた練習量を増やしたことです。それもやみくもにただ打つのではなく、頭で考えながら一つひとつ、集中して練習に取り組みました。その内容が充実していたので、自信もついてきました。

 ずっと悩んでいたスイングの修正にも取り組んで、少しでも不安を減らすようにしました。気持ちの面でも自信はありつつも、今の状態で試合を迎えたらどうなのか、攻める気持ちで戦うとどういうショットが出るのか、それに対して自分がどう感じるのかなど、色々と考えながらプレーしました。

 すると自分の攻めていく気持ちにショットが少し追いついてきたことが、結果につながったのかなと思います。

 私はフェードヒッターなのですが、最近は悪い時にスイングがインサイドから入ってきてしまって、ドローっぽい球が出てしまうんです。フェードを打ちたい気持ちがあるけれども、それができない。夏場は海外メジャーの連戦が続いたので、それを試したい気持ちがあっても、なかなかできなかった。気持ち的にもビビッてしまって、攻めきれずに終わっていたので、ニトリしっかり試してみよう取り組みました。

そしたらしっかりとフェードも出るようになり、球がピンに飛んでいくイメージも出てきたんです。試合でそれを試せたことは良かったですし、3日目は5アンダーで上がることができました。こうした積み重ねが、今後の自信につながればいいなと思っています。

 これからも攻める気持ちを忘れず、練習量を重ねることで自分が理想とするショットが打てるように努力していきたいです。