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ブリヂストンレディスの予選落ちで変わった“意識の変化”
国内女子ツアーの「ブリヂストンレディス」は惜しくも予選落ちでした。大会2日目が降雨によるコースコンディション不良でサスペンデッドになり、翌日に残り9ホールを回ったのですが17番ホールを終えた時点ではカットライン圏内でした。ここまでどうにか耐えていたのですが、最終18番のティショットは私の判断ミスでした。選んだクラブは9番。打つ前にお父さんから「フルスイングでいけよ」って言われていたのに、抑えて打って左に引っ掛けて池に入れてダブルボギー。カットラインに一打足りず、悔しい思いをしました。
この最終ホールのティショットは、本来ならクラブはピッチングで良かったのになぜか「9番」と自分の中で決めつけてしまって…。この時も抑えて打つと左にいくからフルスイングしたらいいのに、最後のホールだけそうしなかったんです。
本当にこの時の状況は自分でもよく理解できていなくて、「9番」を選んだ時だけ、他の人が自分の中に入ってきたみたいな感じで、何を考えて打ったのか分からなかったというのが正直なところです。
この試合が終わって、色々と考えてみたんです。この大会でも結果は予選落ちの66位で、ここ数試合は納得できないプレーばかりが続いているのですが、自分の中での意識がハッキリと変わったのはありました。
それは「自分に甘かった」というのと、さらに「向上心」が出てきたこと。すべてのことがプラスになっていると前向きにとらえています。落ち込むというよりかは、自分への甘さが見えてきて、気持ちの切り替えもできています。いい時のショットの感覚も少しずつ取り戻してきていて、解決の糸口も見つけられそうです。
今はアプローチの練習に取り組んでいます。というのも得意だったアプローチも少し悪くなってきたので、小さな距離から見直しています。ショットの調子が悪いと、どうしても気になってフルスイングの練習に時間を割いていたのですが、それだと余計に崩れるのがいつものパターンだったので、それよりも小さい距離からしっかり取り組むようにしました。そうして自分のやるべきことが見えてきたので、心配はしていません。
今年はプロテスト合格が一つの目標でもあるので、それまでの数カ月で、少しは“焦りながら”やっていこうと思います!
次戦は宮里藍サントリ―レディスオープン(6月8~11日、兵庫・六甲国際ゴルフ倶楽部)に出場します。そのあとは日本女子アマ(6月13~16日、秋田・秋田カントリー倶楽部 太平山・日本海コース)、トヨタジュニアワールドカップ(6月20~23日、愛知・中京ゴルフ倶楽部石野コース)、そして全米女子オープン(7月6~9日、カリフォルニア州・ペブルビーチGL)と続きます。
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